『君は黒人の握った寿司を食えるか』

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教育テレビで聞きかじったことだか、アメリカの奴隷解放論争には、学校で習う部分には登場しない「ウラ」があるそうだ。

月臣自身がきちんと調べたわけではないが、北部諸州が奴隷解放を主張したのは、工業化が進み、農業に使役するための黒人奴隷が要らなくなったからだという。

つまり、「黒人が可哀想だから、差別は非人道的だから解放してあげよう」というよりは、「黒人奴隷はもう要らないからアフリカに帰ってもらおう、でなければせめて暴動とか起こさずにおとなしくしてて。南部もオレ達に合わせろやゴルァ」というのが真情であったのだという。

農業を基盤とし、多くの黒人奴隷を必要とした南部の白人が、こんな北部のゴリ押しに黙っていられる道理のあるはずもない。

アレックス・ヘイリー著「ルーツ」では、多くの黒人奴隷が自由を求めて北部を目指したとの描写があったと記憶するが、一部の黒人と白人との間には、互いの職能に応じた「和解」もあったのであり、「風と共に去りぬ」においても、「奴隷対白人の差別」はあったものの、共に生活する仲間としての「和解や妥協」もあったのである。


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