++「同僚工作員の教師はめぐみさん」

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金賢姫元死刑囚>

「同僚工作員の教師はめぐみさん」証言

1月18日2時33分配信:毎日新聞【ソウル西脇真一】
 87年の大韓航空機爆破事件の実行役である金賢姫(キムヒョンヒ)元死刑囚が、北朝鮮による拉致被害者横田めぐみさん(行方不明時13歳)について、「同僚の工作員に日本語を教えていた」と証言していることが分かった。

 帰国した拉致被害者の地村富貴恵さん(53)も同様の証言をしており、北朝鮮が横田さんに工作員教育をさせていたことが確実となった。

 韓国誌「月刊朝鮮」元編集長の趙甲済(チョガプチェ)氏が金元死刑囚にインタビューし、17日発売の同誌2月号に掲載した。

 元死刑囚は81年から87年にかけ数回、金淑姫(キムスクヒ)という偽名の女性工作員と招待所に同居し工作員教育を受けた。インタビューで元死刑囚は「横田さんを見たことはないが、淑姫が日本語を習ったそうだ」と述べ、日本語教師役だった横田さんと一緒の写真を見せてもらったことなどを証言した。


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[用語](Wikipediaより)

北朝鮮による日本人拉致問題(↓長いので、とりあえず概要)

北朝鮮による日本人拉致問題(きたちょうせんによるにほんじんらちもんだい)は、1970年代から1980年代にかけて、北朝鮮朝鮮民主主義人民共和国)の工作員などにより、多数の日本人が極秘裏に北朝鮮拉致された問題。

日本政府が認定した拉致事案は 12件、拉致被害者は17名。 北朝鮮政府側はこのうち13人(男性6人、女性7人)について拉致を公式に認めており、5名が日本に帰国しているが、残り12名については「8名死亡、4名は入境せず」と説明している(2008年3月30日現在)

---概要---

1970年代から1980年代にかけ、日本において不自然な形で行方不明となる者が出ていた。警察による捜査や、亡命北朝鮮工作員の証言などから北朝鮮による拉致の疑いが濃厚であることが明らかになった。1991年以来、日本政府は北朝鮮に対し、拉致問題を提起して来たが、北朝鮮側は否定し続けて来た。

2002年9月17日、小泉純一郎首相らが訪朝し、日朝首脳会談を行った際に、北朝鮮の最高指導者(国防委員長であり、朝鮮労働党総書記)、金正日が一部の特殊機関の者たちが日本人を拉致した事実を認め、口頭で謝罪した。これにより、5人の拉致被害者が日本に一時帰国し、間もなく、本人の意思で日本に残ることとなった。

2004年5月22日、小泉首相の2度目の平壌訪問により、先に帰国していた拉致被害者の夫や子供たちが日本に帰国を果たした。 日本政府が認定した拉致被害者は19人のうちの残り12名について死亡や入境せずとし、「拉致問題は解決済み」ととする北朝鮮の説明に納得しない政府は「拉致問題の解決なしに国交正常化はありえない」との方針により、解決を目指して交渉を続けている

大韓航空機爆破事件(←読み応えアリ!)

大韓航空機爆破事件(だいかんこうくうきばくはじけん)は、1987年11月29日、イラクバグダッド発、アラブ首長国連邦アブダビ、タイ・バンコク経由、韓国・ソウル行きの大韓航空858便・ボーイング707型機(登録記号HL7406)が朝鮮民主主義人民共和国北朝鮮)の工作員によって飛行中に爆破された航空テロ事件である。乗客・乗員115人全員が死亡した。


金賢姫(キム・ヒョンヒ、1962年1月27日 - )は、大韓航空機爆破事件(1987年)を実行した朝鮮民主主義人民共和国北朝鮮)の元工作員。元死刑囚(後に特赦)。現在46歳。

大韓航空機爆破事件を実行するため、「李恩恵」と呼ばれる女性(日本から拉致された田口八重子さんとみられている)に1981年7月から1983年3月まで東北里2階3号招待所で日本語教育を受け、「蜂谷 真由美(はちや まゆみ)」という名の日本人になりすました。

事件後に現地バーレーンの警察に捕まる直前、「蜂谷 真一(はちや しんいち)」と言う名の日本人になりすましていた共犯の金勝一(キム・スンイル)と共に煙草を吸うふりをして服毒自殺を図るが、金賢姫だけは一命を取りとめた。その後、韓国国家安全企画部(国家情報院)に引き渡され尋問される際も中国語や日本語で返答していたが、隠し切れずに自白した。自白後、聖書を通してイエス・キリストを知り、ソウルの汝矣島(ヨイド)にある中央浸礼教会で受浸、クリスチャンになった。




通称「救う会」は、北朝鮮による日本人の拉致被害者を救出するために結成された市民団体である。
1998年4月より活動を開始した。

---概要---

北朝鮮工作員らによる日本人拉致被害者を救出するために、拉致被害者の親族や友人らにより結成された。法人格は取得しておらず、任意団体として活動している。北朝鮮による日本人拉致問題に対する国民の関心が高いため、大学教授等の有識者朝鮮半島関連の研究者の参加もある。また、与野党の国会議員で結成された「北朝鮮に拉致された日本人を早期に救出するために行動する議員連盟」(拉致議連)とも連携して活動を行っている。
拉致議連にはタカ派とされる政治家が多く参加していることから、救う会保守系の団体と見られることが多い。だが、会長・佐藤勝巳は、思想や立場の如何を問わず北朝鮮に拉致された日本人を救出することに同意する人なら誰でも参加できると述べている。

---問題点---

左翼活動家、右翼活動家、時には暴力団員や新宗教団体関係者などが活動に参加するケースもある。住吉会右翼団体日本青年社」幹部である水野孝吉は「新潟救う会」の幹部を務めており、これが原因で「新潟」は分裂する騒ぎになっている。その他には、建国義勇軍国賊征伐隊による脅迫・爆破事件に関与していた木村岳雄が「救う会熊本」の理事に就任していた。国民運動団体を目指して活動する為、左翼思想のメンバー(特に運動を始めた初期からの会員は元共産党員が多い)と、右翼思想のメンバーが同居しており、これが原因で内部分裂に陥った地方組織も存在する。


特定失踪者問題調査会は、朝鮮民主主義人民共和国北朝鮮)による拉致の可能性を調査する市民団体。

2003年に、北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会(通称「救う会」)から分離し設立された。任意団体であり、法人格は取得していない。

救う会」から分離した理由は、「特定失踪者」についての調査活動を優先し、政治運動色を弱めること、失踪者が北朝鮮による拉致事件とは無関係だった場合の混乱を避けるためである。

会としては、愛する家族が失踪したまま生死が分からないのことは悲惨なことであり、どのような原因であっても一日でも早く家族との再会や真相の究明がなされることを望んでいる。

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【月臣の感想】

「いじめられっ子国家--北朝鮮

●各方面からの非難を覚悟で敢えて正直に感想を述べる。

月臣はかつて虐められたことがある。
逆に、人をいじめたこともある。

月臣は、国家対国家の関係と、個人対個人の関係には似ているところがあると思う。

北朝鮮の国際的な行動には、「いじめられっ子が何とか抵抗して生き延びようとする姿」が重なって見える。

●「窮鼠猫を咬む」の例えのとおり、アメリカ(あるいは中国も??)をはじめとする諸国から「ならず者国家」のレッテルを貼られ、多くの人々から「過剰の非難」を浴び、「過剰の圧迫」に曝される北朝鮮は、「護身用ナイフ」を懐に、時には皆に見えるようにちらつかせて「自分への攻撃・圧迫が惨事をもたらす可能性」を示すことによって対抗している。

これを救おうとする友人(国)は韓国ただ一人だ。(中国はどう動くつもりなのか・・・??)

●月臣は、何度も虐められるうちに、良書(漫画含む)を読み、先人の知恵を借りることによって暴力や圧力に対抗する道を選んだ。

拳を握ったことはあってもナイフを握ったことはなかった。

●我々日本人は、北朝鮮を救うことができないだろうか?

北朝鮮が追い詰められた挙句、「窮鼠となって猫を咬む」事態を回避できないだろうか?