【絶滅危惧・諸葛孔明ゆかりの「半楓荷」自生を確認=江西】

絶滅危惧・諸葛孔明ゆかりの「半楓荷」
自生を確認=江西
 
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サーチナ 4月12日(火)14時42分配信
 
江西省吉安市安福県でこのほど、半楓荷(ハンフウカ)の大木が見つかった。半楓荷は世界絶滅危惧(きぐ)品種にも指定されている植物で、諸葛孔明諸葛亮)が薬効を見いだしたとの言い伝えもある。

 江西省吉安市安福県でこのほど、半楓荷(ハンフウカ)の大木が見つかった。半楓荷は世界絶滅危惧(きぐ)品種にも指定されている植物で、諸葛孔明諸葛亮)が薬効を見いだしたとの言い伝えもある。中国新聞社が報じた。
 林業従事者が、山間部に自生している半楓荷を見つけた。高さ6メートルで、樹齢は100年程度と見られている。半楓荷はユキノシタ目フウ科に属する植物で、1株に楓(カエデ)に似た葉、荷(=ハス)に似た葉など、複数の形状の葉をつける。
 安福県は新たに見つかった半楓荷を、特別保護の対象にした。
 諸葛孔明が蜀の国から南方に出征した際、関節病にかかる将兵が続出したが、孔明が半楓荷の葉を煎じて治療したところ、薬効が著しかったとの言い伝えがある。半楓荷の名も、孔明がつけたという。(編集担当:如月隼人)
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聞くところによると孔明は、
「軍師」というよりは「政治・行政家」だったらしい。
 
五丈原の戦いも、劉備への強い忠義心と、高齢による「焦り」という要素があったという。
 
戦術面でも、「仲達に女の服を贈る(⇒仲達の女装写真が贈り返されて失敗)」、「城を空にして琴を奏でる(⇒野戦に敗退した上での苦肉の策。『兵法三十六計』の第三十二計で、孔明のオリジナルではない)」というように、「実践的な生身の兵法」よりは「政治的な駆け引き」のほうが得意だったようだ。
 
この記事の「関節病」も、「ビタミン(野菜)不足による脚気(かっけ)」と仮定すると、天文・占星術の知識まで身につけていた孔明のことだから、ごく基礎的な医療の技術も持っていて、「半楓荷」を活用した、ということなのかもしれない。
 
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[ 参考 ]
【花大根】
(はなだいこん)
 
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別名:
「大紫羅欄花(おおあらせいとう)」、     
「紫花菜」(むらさきはなな)、           
諸葛菜」(しょかっさい)。             

三国志諸葛孔明(しょかつこうめい)が出陣のさきざきでこの種子をまき、食糧となるよう栽培したことから。
諸葛亮孔明)は北伐(対魏戦争)において、常に兵糧不足に悩まされたという。