【絵姿女房（えすがたにょうぼう）】
[YouTube]
【絵姿女房 ( えすがたにょうぼう ) 】
[YouTube視聴者の声]
3年間ずっと浮気をしないヒョウロク、3年間ずっとヒョウロクが来るのを信じて待ち続けている嫁さん、3年間ずっと不機嫌な顔をしている嫁さんを批難もせず、やっと見せた笑顔を見続けたい一心で身体を張ってパフォーマンスしようする殿様。みな、愛すべき人たちだ。
(AZIANOKAKUMEI)
この門番は、ひょうろくの女房を連行したときに悲しそうな顔をしていた家来と同一人物なのでは？だとすれば、最後の行為も納得できます。
(m8t1Z4uo)
えすがたにょうぼう(福音館書店)
日本の代表的な昔話のひとつ「絵姿女房」の絵本です。殿様が、風に飛ばされてきたきこりの嫁さんの絵を見て一目で気に入り、嫁さんをむりやりお城に連れてこさせます。でも、きこりが一計を案じ、最後には、まんまと殿様と入れ替わって嫁さんをとりもどしました。鳥取県で語り手のおばあちゃんから直接聞いたお話を、美しい日本画で描きだします。
◇ ◆ ◇
【Wife in a picture】
Long, long ago there lived an honest young farmer in a village, who was not so good-looking that he had no chance to marry yet.
昔、昔あるところに正直な農夫が住んでいました。とても好青年でしたが結婚の機会に恵まれませんでした。
One day a beautiful lady visited him and said to him,
"Would you marry me?" asked she seriously.
ある日、美しい娘が彼の所にやってきました。
「私と結婚してもらえますか。」と真顔でたずねました。
"Would you marry me?" asked she seriously.
ある日、美しい娘が彼の所にやってきました。
「私と結婚してもらえますか。」と真顔でたずねました。
Of course he accepted her proposal and married her.
もちろん彼は求婚を受入れ彼女と結婚しました。
As it was difficult for him to be separated from her now, he always came home as soon as possible even if he went working in a field.
一時も彼女と別れがたい彼は畑仕事が終わると直ぐに家に帰りました。
The young wife, embarrassed, drew her own face on a paper and asked him,
若い妻は戸惑いつつ紙に自分の顔を書くとこう言いました。
"My Dear.Please go to work with this picture and remember me."
「旦那様、この絵を持って畑に行って私を思い出してください。」と。
When he was working in the field with the picture put between branches of a tree, a sudden wind flew it up in the sky.
木の枝に絵をはさんで畑仕事をしていると、突然風が吹き絵を空高く飛ばしてしまいました。
He ran and ran after the picture,to his disappointment, only to lose sight of it.
彼は絵を追いかけましたが、見失なってしまいました。
On the other hand, a lord of the country found the picture in the garden of his castle and said to his men.
さて、その国の領主がお城の庭でその絵を見つけると家来たちにこう言いました。
"I have never seen such a beautiful lady. I'd like to have her as my wife. Find and bring her to me."
「このような美しい人を見たのは初めてだ。ぜひこの人を妻に迎えたい。見つけて私の所に連れて来なさい。」
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★ オ ☆ マ ☆ ケ ★
[藤田和日郎の言葉]
「『マッチ売りの少女』の結末が気に入らなかった。なんでかわいそうな女の子が、かわいそうなコトになっちまうんだよ!!」。
