[Q]【ポリフェノールって何にいいのですか?】(Yahoo! 知恵袋)
[Q]【 #ポリフェノール って何にいいのですか?】(Yahoo!知恵袋)
http://chie.mobile.yahoo.co.jp/p/chie/qa/view?qid=1237584592&ySiD=xZnYVAiGL.jTpyEAxC7d&guid=ON
料理、食材
閲覧数(115,644)
解決済み
2010/3/5 18:11
◇ ◆ ◇
ベストアンサー
tora_tora_1215さん
ポリフェノールが有名になった理由はフランス人の死亡率が関係しています。
フランス人は脂肪分(動物性脂肪やチーズなど)を多く摂取しているにもかかわらず心臓病、脳梗塞や動脈硬化で死亡する率が低い事からフランス人に馴染み深いワインが注目され、その中の成分であるポリフェノールが動脈硬化などに効果があると発表されたのです。
その後、ポリフェノールの研究は進められ現在では抗アレルギー作用、殺菌作用など様々な効果があることが発表されています。
具体的のどのようなものが発表されているのかまとめてみたいと思います。
◇ ◆ ◇
●脳梗塞や動脈硬化の予防効果
●活性酸素の抑制効果
●血中のコレステロールを抑制する効果(高血圧の予防)
●肝機能の向上効果(肝機能が向上することにより脂肪を分解する機能も向上)
●ホルモン促進作用
●殺菌効果
●糖尿病の改善効果
●抗酸化作用(細胞の老化を防ぐ)
●がん予防(消化器系)の効果
◇ ◆ ◇
ポリフェノールの効果はまだあるのですが主なものは上記の通りです。
ここで注意してもらいたいことはポリフェノールはワインだけに含まれているわけではありません。
厳密に言うとワインに含まれているのではなくその材料であるぶどうに含まれています。
それでは次にどのような食べ物にポリフェノールが含まれているのか説明していきたいと思います。
●ポリフェノールを含む食べ物
上記でぶどうに含まれると書きましたが、その他にはどのようなものに含まれているのでしょうか。
実はポリフェノールはどの植物にも含まれています。
野菜や果物には必ずポリフェノールが入っているのです。
すべての植物に入っているのですが、それぞれに含まれる量は変わってきます。
ポリフェノールを多く含む物の特長として、渋味や苦味が強いもの、その植物の色が濃いものがあげられ、その中でも表皮、種子に多く含まれています。
ポリフェノールが多く含まれる代表的なものを紹介していきたいと思います。
●赤ワイン
●緑茶
●ゴマ
●大豆
●りんご
●タマネギ
●ブルーベリー
●生姜
●ウコン
●柿
●プルーン
●イチゴ
●カカオ(チョコレートやココア等)
●紫芋
以上がポリフェノールが多く含まれる主な食べ物になります。
ポリフェノールは熱に強く、壊れにくいので調理する際に気をつけることは特にありません。
上記でも書きましたがポリフェノールは皮の部分に多く含まれています。
果物などを食べる際は皮ごと食べられるものを選択するのも良いですね。
ブドウなどは皮まで食べられるもの、ミカンやグレープフルーツよりもりんごを選ぶ。
または、皮ごと煮てジャムやマーマレードなどに加工するのも良いと思います。
ポリフェノールを多く含んだものだけを食べる事は偏った食生活になりやすいので注意しましょうね。
果実などに多く含まれているので食後のデザート感覚で食べるようにするとうまく取れると思います。
赤ワインにも含まれますが飲みすぎには注意が必要です。
いくらポリフェノールが身体に良いからといってアルコールの摂り過ぎで身体を悪くしては悲しい思いをしてしまいます。
お酒好きの方は気をつけましょうね。
[ポリフェノール/種類]
一番最初に触れましたがポリフェノールという言葉は総称です。
ここではポリフェノールを種類別に説明していきたいと思います。
フラボノイド
●カテキン(緑茶、ワイン)
●アントシアニン(ブドウ、ブルーベリー、ナス、黒豆)
●イソフラボン(大豆 、豆腐や納豆などの加工品も含みます)
●フラボノール(タマネギ、緑茶)
●フラバノン(ミカンやレモンなどの果物)
フラボノイドはポロフェノールの一種でカテゴリ的な名称というと分かりやすいでしょうか。
強い抗酸化能力を持っています。
イソフラボンは化粧水で、カテキンは皆さんも聞いたことがあるのではないでしょうか。
緑茶などに含まれていることが有名ですね。
それではフラボノイド系以外のポリフェノールも紹介していきたいと思います。
●リグナン(ごま)
●クルクミン(ウコン、ショウガ)
●フェノール酸(コーヒー、ジャガイモ、ゴボウ)
●タンニン(紅茶、ウーロン茶、柿)
脂っこい食べ物、こってりした物を食べた後に紅茶やウーロン茶を飲むと胃がスッキリするのはタンニンの働きによるものです。
脂質を分解する、吸収しにくくする作用があるのでこの効果が得られます。
ただし、胃腸などが弱い方は摂りすぎると逆に胃が痛くなったるする場合もあるので飲みすぎには注意しましょう。
フラボノイドではないから抗酸化能力が弱い、または無いというわけではありません。
分類的な目安として考えて大丈夫です。
また、上に挙げた食べ物はそれだけに含まれているわけではありません。
ブルーベリーやりんごにもカテキンは入っていますし、赤ワインにはタンニンも含まれています。
あくまでも代表的なという意味ですので間違えないようにしていただければと思います。
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2010/3/5 18:11
◇ ◆ ◇
ベストアンサー
tora_tora_1215さん
ポリフェノールが有名になった理由はフランス人の死亡率が関係しています。
フランス人は脂肪分(動物性脂肪やチーズなど)を多く摂取しているにもかかわらず心臓病、脳梗塞や動脈硬化で死亡する率が低い事からフランス人に馴染み深いワインが注目され、その中の成分であるポリフェノールが動脈硬化などに効果があると発表されたのです。
その後、ポリフェノールの研究は進められ現在では抗アレルギー作用、殺菌作用など様々な効果があることが発表されています。
具体的のどのようなものが発表されているのかまとめてみたいと思います。
◇ ◆ ◇
●脳梗塞や動脈硬化の予防効果
●活性酸素の抑制効果
●血中のコレステロールを抑制する効果(高血圧の予防)
●肝機能の向上効果(肝機能が向上することにより脂肪を分解する機能も向上)
●ホルモン促進作用
●殺菌効果
●糖尿病の改善効果
●抗酸化作用(細胞の老化を防ぐ)
●がん予防(消化器系)の効果
◇ ◆ ◇
ポリフェノールの効果はまだあるのですが主なものは上記の通りです。
ここで注意してもらいたいことはポリフェノールはワインだけに含まれているわけではありません。
厳密に言うとワインに含まれているのではなくその材料であるぶどうに含まれています。
それでは次にどのような食べ物にポリフェノールが含まれているのか説明していきたいと思います。
●ポリフェノールを含む食べ物
上記でぶどうに含まれると書きましたが、その他にはどのようなものに含まれているのでしょうか。
実はポリフェノールはどの植物にも含まれています。
野菜や果物には必ずポリフェノールが入っているのです。
すべての植物に入っているのですが、それぞれに含まれる量は変わってきます。
ポリフェノールを多く含む物の特長として、渋味や苦味が強いもの、その植物の色が濃いものがあげられ、その中でも表皮、種子に多く含まれています。
ポリフェノールが多く含まれる代表的なものを紹介していきたいと思います。
●赤ワイン
●緑茶
●ゴマ
●大豆
●りんご
●タマネギ
●ブルーベリー
●生姜
●ウコン
●柿
●プルーン
●イチゴ
●カカオ(チョコレートやココア等)
●紫芋
以上がポリフェノールが多く含まれる主な食べ物になります。
ポリフェノールは熱に強く、壊れにくいので調理する際に気をつけることは特にありません。
上記でも書きましたがポリフェノールは皮の部分に多く含まれています。
果物などを食べる際は皮ごと食べられるものを選択するのも良いですね。
ブドウなどは皮まで食べられるもの、ミカンやグレープフルーツよりもりんごを選ぶ。
または、皮ごと煮てジャムやマーマレードなどに加工するのも良いと思います。
ポリフェノールを多く含んだものだけを食べる事は偏った食生活になりやすいので注意しましょうね。
果実などに多く含まれているので食後のデザート感覚で食べるようにするとうまく取れると思います。
赤ワインにも含まれますが飲みすぎには注意が必要です。
いくらポリフェノールが身体に良いからといってアルコールの摂り過ぎで身体を悪くしては悲しい思いをしてしまいます。
お酒好きの方は気をつけましょうね。
[ポリフェノール/種類]
一番最初に触れましたがポリフェノールという言葉は総称です。
ここではポリフェノールを種類別に説明していきたいと思います。
フラボノイド
●カテキン(緑茶、ワイン)
●アントシアニン(ブドウ、ブルーベリー、ナス、黒豆)
●イソフラボン(大豆 、豆腐や納豆などの加工品も含みます)
●フラボノール(タマネギ、緑茶)
●フラバノン(ミカンやレモンなどの果物)
フラボノイドはポロフェノールの一種でカテゴリ的な名称というと分かりやすいでしょうか。
強い抗酸化能力を持っています。
イソフラボンは化粧水で、カテキンは皆さんも聞いたことがあるのではないでしょうか。
緑茶などに含まれていることが有名ですね。
それではフラボノイド系以外のポリフェノールも紹介していきたいと思います。
●リグナン(ごま)
●クルクミン(ウコン、ショウガ)
●フェノール酸(コーヒー、ジャガイモ、ゴボウ)
●タンニン(紅茶、ウーロン茶、柿)
脂っこい食べ物、こってりした物を食べた後に紅茶やウーロン茶を飲むと胃がスッキリするのはタンニンの働きによるものです。
脂質を分解する、吸収しにくくする作用があるのでこの効果が得られます。
ただし、胃腸などが弱い方は摂りすぎると逆に胃が痛くなったるする場合もあるので飲みすぎには注意しましょう。
フラボノイドではないから抗酸化能力が弱い、または無いというわけではありません。
分類的な目安として考えて大丈夫です。
また、上に挙げた食べ物はそれだけに含まれているわけではありません。
ブルーベリーやりんごにもカテキンは入っていますし、赤ワインにはタンニンも含まれています。
あくまでも代表的なという意味ですので間違えないようにしていただければと思います。