[書評]【武器事典】市川定春著

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[書評]【武器事典】市川定春著

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◇ ◆ ◇

[カスタマーレビュー]

★★★★☆ 古今東西の武器
├2002/3/17
├参考になった(65人中64人)
蛍花

刀剣、短剣、長柄、打撃、射出、投擲、特殊、兵器の8種類に分類された武器が「長さ」「重さ」「年代」「地域」の4つのデータだけでなくイラストと詳しい解説付きで紹介されています。

中には変わった武器もあってその使い方などもちゃんと解説されているので、こんな武器があったのかと感心しました。

"武器"そのものに興味がなくてもけっこうおもしろかったです。

◇ ◆ ◇

★★★☆☆ 広く浅く
├2008/2/15
├参考になった(13人中13人)
osumara

相当期待して買ってみましたが、その前に私は同じ出版社から出ている「武勲の刃」という本を買っていました。

紹介数はさすがに武器辞典の方が圧倒的に多いのですが、武器の説明などは明らかに武勲の刃の方が上です。

この本は本当に広く浅くです。説明も大雑把な感じがします。しかし物の数を知れるという点においては私が持っている類似本の中ではトップクラスです。

「武器ってなんか面白そうだな」という軽い感じで読むのであれば最高の本だと思います。

ある程度、この手の本を読んでいる方には私の実感では物足りなさが絶対出ると思います。

同じ出版社で「武勲の刃」「武器と防具(×洋編)」などの方が内容は濃いです。

ちなみに「図解・近接武器」は買ってないのでわかりません。

◇ ◆ ◇

★★★★★ マール社の『武器』と合わせて手元に置くと良いかも
├2005/7/5
├参考になった(44人中40人)


西洋に限らず、様々な地域(日本や中国は当然として)の様々な武器が登場する本です。

ただし、古代から近世までで、火薬を使った兵器はごく初期のものが、ひとくくりになって登場するだけです。
(おそらく、17世紀くらいまでの武器かと思います)

そのため、もっと近代の武器の資料を欲しいと思う方にはマール社の『武器』の方が良いと思います。

ただし、個々のアイテムの説明文は、上記の本では語られていませんので、合わせて手元に置くと良いかもしれません。