【咸臨丸】

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【咸臨丸】(SS = steam - ship:汽帆船) 兵器カード

江戸幕府の軍艦。

幕府の注文により1856年、オランダのホップ・スミット造船所で起工、57年3月進水し、ファン・カッテンディーケら海軍教官とともに同年9月(安政4年8月)長崎に到着、原名をヤパン(日本)号といった。

内輪(ないりん)のスクーナー・コルベット艦。
スクリューは入出航時に主に使用され、航海中は抵抗を減らすため水線上に引き上げる構造。

幕府海軍の練習艦として使用され、1860年(万延1)遣米使節迎艦ポーハタン号護衛のため日本軍艦として初めて太平洋を横断。

戊辰戦争では輸送船として参加、1868年、清水港に於いて新政府軍艦隊に敗北、拿捕される。乗組員の多くは戦死または捕虜となる。

逆賊として放置された乗組員の遺体は清水次郎長清水市築地町に埋葬。

咸臨丸は明治政府に接収された後、開拓使の輸送船となる。


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排水量:620トン - 全長:48.8m - 全幅:8.74m
最大速:6ノット(10km/h) - 主な兵装:砲12門
機関:帆走 + 蒸気機関(100馬力;石炭)
就役:1857年 - 沈没:1871

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[近代日本の希望]カードの効果
「技術カード」として使う場合、自陣の全ての
日本人カードの人物力を1行動に限り+2500
できる。使用後は速やかに捨て札にする。