【世の中】健康保険制度の温かさから日本の良いところ悪いところを見極める。

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【世の中】健康保険制度の温かさから日本の良いところ悪いところを見極める。

★昨日は区役所に、健康保険納入の分割を頼みに行った。

2年半前、入院した時の増額分を、未だに払いきれていなかったからだ。

しかし、退院時に支払った現金は、3割負担で3万円。
私の入院全体では10万円の入院費がかかったことになり、そのうち7万円は、一時的に国が肩代わりしてくれたということだ。

●その後しばらくは健康保険料が増額になりはしたが、当時の試算では、入院費全体を7万円か7.5万円に圧縮した計算にしてくれていたと思う。

つまり、私の入院に対して、政府が2.5万円か3万円程度を払ってくれた、ということである。

私はこの試算をしたとき、「これは多少苦労しても残りを完済しなくちゃな」という気持ちになり、特に今年の夏はカケモチで経済過剰になっていたこともあり、少しだけ返すことができた。

●現在はカケモチが解消され、相当ギリギリな貧乏をしながらも、「トレカ制作」という「一大願望(笑)」にいそしんでいるので、改めて区役所に相談に行ったというわけである。

区役所で対応してくれたのは、20代くらいの若い男性職員で、柔らかい物腰で親切に相談に乗ってくれた。

相談が終わった後、私は感謝の気持ちも込め、「貧乏になればなるほど、健康保険のシステムが存在し、それを上手く機能させるために働く人がいることを実感できます」と言った。

●この、健康保険のシステムは、いつ始まり、どんな経緯を経て今に至ったのだろう・・・?(今度調べてみようと思う。)

現在の日本の健康保険制度は、ほぼ純粋に医療・福祉の目的で機能できているのではないだろうか??

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■■それに比べると、年金制度や郵便貯金はアヤシイところもある。

現在の月臣の感覚では、大量の資金を集めるための口実に過ぎないのではないか、と思える。

特に、月臣は国民年金に加入しているが、もしこれが純粋に老後のための積み立てだというなら、私のような貧乏人には、もっと納入額を減らしてくれても良いのではないだろうか??現在の、1.4万円強の金額は非常に払い難く、もしこれが7千円程度なら喜んで払うのだが・・・。

●この辺のことに関しては、民主党社民党の動きには期待できるところがあるかもしれない。

先日も、「保険料を遡って納入できる期限を2年から10年に拡張しては?」という意見が出たそうだ。

結局、現在の制度では、年金受給の資格年数に1ヶ月でも満たなければ、資格はゼロになってしまい、国に預けたお金は、宙に浮くか、いわゆる埋蔵金になるか、社会保険庁職員の給料になってしまう、ということなのだろう。



■■民間の生命保険会社の「出し渋り」などを見ても分かるが、およそ「保険制度」というものは、「もしもの時のためにみんなで積み立てましょう」という看板を掲げつつ、資金を集め、本当に事故が起きた時の支出との差額で利益を出したり、従業員の給料を払ったりしている、という側面がある。彼らはいろんな意味で「よい商売をやっている」。

年金や、銀行や、生命保険・損害保険などの現状を考えれば、月臣が健康保険から受けた恩恵は、その「根本思想」からして相当に善良なものなのではないだろうか・・・。

★月臣は今、「大航海時代」の人物カードを作っている。そもそも生命保険や損害保険の発祥は、この時代の船乗りたちの会合にあるという。
この時代の保険制度の成り立ちや、現在の制度とのつながりを調べると、世の中のお金の動きの全体像が見えてくるに違いない。
そうすれば、『世の中で何がより真実に近いのか??』『何がニセモノなのか??』を判断する基準も見えてこようというもの。
生活に結びつく歴史研究ということで、興味を持って調べてみたいと思う。

◆思えば月臣の父は、昔「船員保険」というものに加入していた。父は海や船へのロマンで船員になったようだが、日本の船員には、特別な保険制度や、家族と面会するための国からの補助制度というものもあるそうだ。

海洋国日本においては、船員というものは、大きなリスクを負いながらも国のため、社会のために献身してくれる存在として、大切にされている、ということなのだろう。