【キャラベル船(Caravel)】兵器カード:歴史トレカ"the Historical"

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【キャラベル船(Caravel)】

●キャラヴェル船(Caravel)は、2~3本のマストを持つ小型の帆船。15世紀(1440年ごろ)、ポルトガルの国家管理の下で開発された。高い操舵性・経済性を持つことから、探険家などに愛用された。

●ほぼ同時期に登場した輸送用のキャラック船と比べ、小型で小回りが効き、河川や浅瀬の探検にも活用された。
(Wikipediaより)

 ◇ ◆ ◇

[いざ!冒険の大海へ!!]
画像はコロンブスが愛用したニーニャ号。海峡や湾の多い地中海で多用される「ラティン・セイル(三角帆)」を備えており、逆風に逆らってジグザグに進む「間切り航法」などを行える。

[諸元]
種類:
キャラヴェル・ラティー
排水量:50~100t
マスト:三角帆2~3本

 ◇ ◆ ◇

●1440年頃、ポルトガルは独自にキャラヴェル船を開発、速度と積載量を兼ね備えたこの新型船の登場により、冒険は加速した。新型船の船長はアントン・ゴンサルヴェス。のちにカダモストとともにヴェルデ岬諸島を発見する人物である。

■この頃ポルトガル本国では、レコンキスタで登用された新興騎士階級を率いるペドロと、旧貴族層のバルセロス伯との対立がじわじわと拡大してゆく。そんな貴族同士の勢力争いを尻目にひたすら外洋発見・開発に専念するエンリケの心情は、新しいものを発見する喜びや爽やかさに満ち溢れたものだったのではなかったろうか。