【神農】(Shen-nong)最期の時まで民衆の発展と健康を願い続けた半獣半人の王。 - the Historical Crystal

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【神農】(Shen-nong)
最期の時まで民衆の発展と健康を願い続けた半獣半人の王。
the Historical Crystal
 
【誕生】
[BC2700前後(享年約120歳)]
三皇五帝』の三皇の一人。
洞庭湖周辺(楚・陳・魯地域)で活躍。

母は有蟜氏の娘で少典の妃である女登。
彼女が神竜の徳に感応して神農が生まれた。

人身牛首、姜水のほとりで育ち、生まれて三日にして口をきき、五日で歩き、七日で歯がはえ、身の丈八尺七寸まで成長したという。
 
 
【薬師】
神農の体は脳と四肢を除き透明で、内臓が外からはっきりと見えたという。
神農は百草を試食して、毒か薬かを調べ、毒があれば内臓が黒くなり、これで毒の有無および影響を与える部位を見極めたという。
 
【農学者】
また、発見した数々の有用な植物を育てる方法を人々に教え、鋤鍬の製作、養蚕の方法、物々交換による産物の取り引きなどを伝えた。
 
遷都・病没】
[はじめ(=宛丘;河南省 - 周口市 - 淮陽県)に都をおき、のちに曲阜(山東(魯) - 曲阜市)へ移った。]
 
その後、あまりに多くの毒草を服用したために、体に毒素が溜まり、王位について百二十年で崩じ、長沙(現;湖南省 - 長沙市)に埋葬された。
 
 ◇ ◆ ◇
 
[参照]
 
『幻想山狂仙洞』⇒「三皇五帝 炎帝神農氏」
 
Wikipedia
 
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