【浜岡原発テロ対策案】

 
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浜岡原発テロ対策案】
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 浜岡原子力発電所(はまおかげんしりょくはつでんしょ)は、静岡県御前崎市にある中部電力原子力発電所である。
 1号機から5号機まで5つの発電設備があるが、1号機と2号機は2009年1月に運転を終了した。(老朽化のため。)
 敷地面積は160万m²(東西1.5km、南北1km)で、PR施設である浜岡原子力館が併設されている。
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1~5号機の全てがBWR(Boiling Water Reactor:沸騰水型原子炉)。
 
 原子炉で発生させた蒸気を直接タービン(ジェットエンジン)に送って発動機(モーター≒Generator)を連動させる仕組みになっているので、放射性物質はタービン内まで流入する。
 Condenser(冷却装置)は使用済みの蒸気を海水で冷やすようになっているので、ここが故障したりすると海がヤバイ ̄皿 ̄;
 
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[転載元]
 
浜岡原発テロ対策案】
 
この正月休みに、飛鳥新社からの新刊書『お笑い×日本の防衛戦略』と言う本を読んでいましたら、その93ぺージに防衛大の講師が『たとえば○○あたりの原発を襲えば第七艦隊は帰るところ《横須賀港》がなくなっちゃうんだから、《テロを》やる理由は十分にあるわけです。』とありました。
 この本の上では伏字○○になっている所とは、風向きからも、距離からも静岡県浜岡としか考えられません。
 
 ちなみに寳永の富士山噴火の時(1707)の降灰図を取り出して、噴火口の位置を浜岡に平行移動してみると、わが町三島市を含む伊豆半島すべてがスッポリと降灰域に含まれ、我が家も勿論その中にあります。そしてその先にテロの標的となると言う、横須賀港が位置しています。 今回のアフガニスタン空爆でも横須賀港を基地として第七艦隊は活躍していますから、テロリストにとっては同港は当然標的とすべき場所でしょう。
 
 一方一昨年公開の席上で県警の幹部の方が、武装テロに対しては警察は無力に近い、というようなことを講演されたのを聴きました。それは当たり前であって、ロケット・ランチャーを以って攻撃されたら如何に精強な機動隊といえども如何ともし難い訳です。まして現在は民間のガードマンが常駐しているに過ぎないとか。
 
 そして浜岡で原発テロがあって死の灰が飛散降下したらどうなるのか。
 
 昨年講演会で聴いた気象庁の人の話では、文部科学省原発事故の際の降灰情況を、チェルノブイリ事故を参考にして既にコンピューター・シミュレーションしているらしいとの事です。 これは政府としては当然しておくべき作業でしょう。シミュレーション結果があるのであれば、一般公開するまでの必要はないと思いますが、少なくとも知事・副知事はそれを見ておかれた方がよいと思います。
 テロが起き死の灰が飛散して、たとえ降灰地域からは命からがら逃げ出せたとしても、数十年いやひょっとすると数百年の間伊豆半島放射能に汚染されて立入り禁止になるかもしれません。そうなると我が家の不動産価値はゼロになり、伊豆《恐らく神奈川県西部も》の住民は明日からホームレスになってしまいます。