【医師不足】医師は本当に「不足」しているのか??

[図表]
医師は本当に「不足」しているのか??
 
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●グラフ上の赤線で示された「全医師数」は、「直線的に上昇」している。
これは、医師不足に対応するため、「厚労省が計画的に医師を増やした結果」と言えるのではないか?
 
「全医師数」の伸び具合に対して、「外科系」「小児科」産婦人科は、「横ばい」に近い。
 
ここ最近集めた資料を考慮に入れるなら、「眼科医」「耳鼻咽喉科医」「歯科医」などが増えたと言うことだろう。
 
歯科医に至っては、「コンビニの隣には必ず歯科がある」と揶揄されるほどである。
(命や過誤に関するリスクが比較的少ない、というコトか。)
 
小児科医は、外科・産婦人科に比べれば、極めて微妙ではあるが漸増(ゼンゾウ)している。
(全国で10年で1,000人だけ・・・)
何らかの対策が打たれた結果なのだろうか??
それともたまたまそうなっただけなのか???
 
●月臣の職場を例に取るとお医者さんには申し訳ないかもしれないが、「仕事のできる人が1人減る」ということはとても辛いことだし、「仕事のできる人を1人育てる」ということは、とても大きな労苦の要ることである。
 
「1人の医者を育てる」ということが、 社会全体にとって「どれだけ大きなエネルギーを要するか」ということは、たやすく想像できるはずだ。
 
[蛇足]
「1人の熟練パイロットを育てる」のにどれだけのエネルギーが必要か、
「その貴重なパイロットを大量に失ったらどうなるか」ということは、太平洋戦争で既に証明されている。