【護衛艦あたご】<あたご事故>高検、上告断念へ;期限で自衛官の無罪確定

[技術カード;炎]
護衛艦あたご】
 
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●あたご(DDG-177)は海上自衛隊護衛艦あたご型護衛艦の1番艦。艦名は京都府愛宕山にちなむ。部内応募により、旧海軍を代表する艦名として「ながと」および「ゆきかぜ」が候補に挙がったが、「ながと」は、時期尚早と判断され見送られた。
 
●悲劇的な最期を遂げた重巡洋艦愛宕」と同名の「あたご」という艦名に反対意見も多く、当初から懸念する声もあった。「あたご」は、中期防衛力整備計画に基づく平成14年度計画7700トン型護衛艦2317号艦として、三菱重工業長崎造船所で2004年4月5日に起工し、2005年8月24日に進水、2007年3月15日に初代艦長・舩渡(ふなと)健1佐の指揮下で就役した。
 
アメリカ合衆国での艦対空ミサイル「SM-2」の装備認定試験ののち、2008年2月19日に「イージス艦衝突事故」を起こし、漁船の乗組員が死亡した。
 
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昔作ったかーど。文字多過ぎ^皿^;
 
 
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<あたご事故>
高検、上告断念へ;期限で自衛官の無罪確定
毎日新聞 6月25日(火)2時37分配信;
 
 千葉・野島崎沖で2008年2月、海上自衛隊イージス艦「あたご」と漁船「清徳丸」が衝突し、漁船の乗組員2人が死亡した事故で、業務上過失致死罪などに問われた自衛官2人を1審に続いて無罪とした11日の東京高裁判決について、東京高検は24日、最高裁への上告を断念する方針を固めた模様だ。上告期限の26日午前0時で無罪が確定する。
 
 
海自イージス艦・漁船衝突
「兄の名誉回復」 検察に上告要請 /千葉
毎日新聞 2013年06月22日 地方版;
 
 海上自衛隊イージス艦「あたご」と衝突した漁船「清徳丸」の父子が死亡した事故(2008年)で、業務上過失致死罪などに問われた自衛官2人が東京高裁で無罪(11日)になったことについて、死亡認定された吉清治夫さん(当時58歳)の弟美津男さん(62)=勝浦市川津=は弁護士を通じて検察に上告するよう文書で要請したことを明らかにした。
 
「このままでは兄貴が一方的に悪いことになり、納得できない」としている。
 
  美津男さんによると、高裁判決前は「仮に1審と同じ無罪判決が出ても、これ以上裁判に関わる気はない」と考えていた。だが、一緒に傍聴した長男祥章さん(23)が「納得できない判決を確定させたくない」と強く訴えたため、署名押印した要請文を作成し、20日に検察へ郵送した。
 
 美津男さんは「海難審判ではあたごの見張り不十分が事故の主要な原因としているのに、どうして正反対の判決が出るのか理解できない。反論できない兄貴の名誉を回復したい」と話した。【中島章隆】