【はんかいが項羽につまらない者の告げ口を聞いて劉邦を殺しては秦の二の舞になるといっていますが、どこが二の舞なのかいまいちわかりません。教えてください!】

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古典のこうもんのかいについてです。
はんかいが項羽につまらない者の告げ口を聞いて劉邦を殺しては秦の二の舞になるといっていますが、どこが二の舞なのかいまいちわかりません。教えてください!
国史
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2013/12/11 10:22
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kenken_s_2508さん

鴻門の会の話の時に樊?はこの言葉の前に「夫秦王有虎狼之心、殺人如不能舉、刑人如恐不勝、天下皆叛之」と言っています。
これは「秦王(始皇帝)は獰猛なケダモノのような心を持ち、些細な事で人を刑罰によって殺したので、天下はみな背いたのです」という意味です。
この後も、劉邦は盗賊・匪賊から警護する為に函谷関を閉ざして兵を置き、財物などを警護して項羽を待っていたなどと弁護しています。
ですので、樊?が言う「秦の二の舞」というのは「つまらない者の讒言によって立派な人物を殺したりしていると、多くの人を殺した始皇帝のように天下が背く事になりますよ」という意味だったと思います。

秦末に各地に起こった叛乱は、秦の行き過ぎた法家思想による厳罰主義への反抗として行われたので、この言葉は同じく叛乱に踏み切った項羽にも容易に理解出来たのではないかと思います。