++サイエンスZERO【疲労に迫れ(No.226)】(08/09/20放送)

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          ▲サイエンスZERONHK教育テレビ
             本放送‐毎週土曜日;深夜24:00~(44分)
             再放送‐翌週金曜日;19:00~

身近な現象「疲労」。しかしその科学的なメカニズムはほとんど解明されていなかった。1999年から日本の26の大学や研究機関によって、疲労のメカニズムの解明と疲労軽減の方策を探るための世界初の大規模研究が行われてきた。
その成果の一つが疲労の数値化。興奮したり逆に安静したりした状態で、変動する自律神経の様子を調べることで、疲労の度合いを数値化する方法が開発されている。こうした疲労の数値化によって、軽度な疲労か重い慢性疲労なのかという客観的な診断が可能になる。
[引用元]http://www.nhk.or.jp/zero/contents/dsp226.html

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指先の脈から自律神経の情報を得る装置と、唾液に分泌されるβアミラーゼを測るための試験紙を使って、安さんが実際に実験測定。客観的な疲労度を数値として知ることができた。
38項目の問診や、指先の脈から自律神経の情報を得る装置、βアミラーゼの分泌量の測定などから疲労を数値化し、疲労のメカニズムの解明と疲労軽減の方策を探る。


ラットによる疲労回復実験

ラットに運動させることで疲労研究がなされてきた。その研究の中でラットが驚異的な能力を持つことが判明。30分間泳がせ休憩、これを毎日続けると、初日に55分かかった疲労回復が、7日後には8分にまで短縮。驚異的なラットの疲労回復のメカニズムに注目が集まっている。

サイエンスZEROナビゲーター:安めぐみのインタビュー(抜粋)

http://pid.nhk.or.jp/netstera/whoswho/whoswho003/whoswho003.html
行く先々で、いろんな研究者の方が、すごく細かく、ていねいに教えてくださって、途中から難しいという認識はなくなり、知らないことを知ることが楽しいと思えるようになりましたね。

 毎週ロケに行って、いろんなことを教わって、科学というものに対する意識が大きく変わったと思います。ひとつ知ったことで、もっと知りたくなって、仕事と関係なく自分で調べたり……。いろんなことに興味がわいて、毎日が楽しくなりました。