++問答法

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【問答法】

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ギリシアの哲学者ソクラテスは、人間の情動・性癖に深い関心を持ち、人間の性質を「理想」「希望」へと導く方法として「問答法による無知の自覚」「思い込みの排除」にこだわっていたのではないかと思う。

そのこだわりに哲学者としての全てを注ぎ込んだソクラテスは、「アテナイの国家が信じる神々とは異なる神々を信じ、若者を堕落させた」等で公開裁判にかけられたが最期まで妥協することなく、毒杯をあおり従容として死に臨んだ。
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[以下、Wikipediaより抜粋、加筆。]
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%95%8F%E7%AD%94%E6%B3%95

【問答法(もんどうほう)】または【対話法(たいわほう)】<dialogos>は、古代ギリシアの哲学者ソクラテスが用いた真理探究もしくは教育の手法。

●真理探究の方法

 彼は、体操場への行き帰りの青年たちをつかまえては、対話による哲学的な思考の教育を行った。我々が、ごく自明(≒常識orアタリマエ)のものと考えている「正義」「道徳的な正しさ」などという言葉の使用に際して、我々が理解していることの内実をよくよく問いただされてみると、我々が意外に生半可に理解しただけでその言葉を使用していることに気づかされる。
 そしてそこから、「その言葉は本当はどんな意味で理解されるものなのか」、そしてそれが我々に要請する「道徳的な行為」とは何かということに思いを至らしめることになる。


●産婆術

ソクラテスは、その探究心を当然生まれてくるべき知的な関心ととらえ、「その探究心が適切に生まれてくるよう、誕生の手助けをする」ということで、たまたま彼の母親が産婆の仕事をしていたことから、それを魂の産婆術助産術)とも呼んだ。

●関連項目

無知の知】(Wiki項目「無知」の中の一節)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%84%A1%E7%9F%A5%E3%81%AE%E7%9F%A5#.E7.84.A1.E7.9F.A5.E3.81.AE.E7.9F.A5

ソクラテス
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BD%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%83%86%E3%82%B9