<A級戦犯>「東郷神社が受け入れを」前宮司、著書で提言へ

イメージ 1

面白い記事があったのでみんなで読みましょう。

「日本のお姉さん」と言うブログで、モロコピペしてたので、月臣もコピペにチャレンジ♪
毎日新聞さん、ゴメンナサイm(_ _)m

http://ameblo.jp/nyaonnyaon/entry-10100199945.html

A級戦犯>「東郷神社が受け入れを」前宮司、著書で提言へ
5月25日2時30分配信 毎日新聞【野口武則】


 靖国神社に祭られているA級戦犯を、旧海軍ゆかりの東郷神社(東京都渋谷区)に分祀(ぶんし)すべきだ--。東郷神社宮司の松橋暉男(てるお)氏が来月出版する著書「幻の揮毫(きごう)」(毎日ワンズ)で、神社関係者では異例の提言を行う。

 全国8万神社をまとめる神社本庁は「分祀神道の教義上できない」との見解をとっているが、傘下の有力神社の「A級戦犯受け入れ」表明は、分祀論議に拍車を掛けそうだ。

 同書は、A級戦犯合祀が中国などの反発を招いた問題は、首相参拝が行われなくても解決しないと指摘。論争が収まった「今こそ真剣に取り組むべき時だ」と訴える。そのために、東郷神社境内の「海の宮」にA級戦犯を合祀するよう提唱。神社本庁などの主張通り靖国神社に「御霊(みたま)」が残っても、東郷神社に「移った」と見なして「ご遺族は心おきなく新しい座にお参りすることができる」ようになるとしている。

 中国などにも「誠意ある対応をしたことになる。靖国参拝のカードは有効でなくなる」ため、外交問題を沈静化できるという。

 松橋氏は「私は靖国神社に代わる新たな国立追悼施設反対の立場で、神社本庁と一致している。後任の東郷神社宮司も私の考えをわかってくれると思う」と話している。

 松橋氏は小泉純一郎元首相の参拝が問題になった05年にも分祀論を試みたが、神社本庁から「発言を慎むように」と注意され断念。07年4月に名誉宮司に退き、提言に踏み切った。旧知の南部利昭・靖国神社宮司にも分祀の必要性を説いているという。

 分祀論は、日本遺族会古賀誠会長も賛同。遺族会は07年5月に検討の勉強会を設けている。


 ◇東郷神社

 日露戦争日本海海戦で勝利した連合艦隊司令長官東郷平八郎元帥を軍神として祭る。戦前、靖国神社と同格の別格官幣社に列せられることが決まっていたが、1945年に空襲で本殿が焼失したため取りやめになった。現在、崇敬会「東郷会」の名誉会長は旧皇族の東久邇信彦氏。


■■月臣の感想■■

●1度だけ、靖国に行ったことがある。
大村益次郎」の銅像がズドォ~ンとそびえ立ち、鳥居も馬鹿でかくて驚いた。

奥に進むと、戦争で亡くなった一般兵士の霊を弔おうと、生き残った戦友たちが連隊ごとに小さな木を植えてお祈りした跡が、公園の散歩道のような風景の中に何箇所も遺されている。

また、ウワサの「遊就館」にも入ろうと思ったが、確か終戦記念式典の翌日かなんかだったのでメチャ並んでてゲンナリしてやめた。

代わりに周辺を歩いてみると、古びた高射砲や特攻潜水艇「回天」などが、野に曝されて静かに戦争の傷跡を語っているようだった。

●アレを見に行った頃は、小林よしのりとか石原慎太郎とかにハマってた頃で、やれ「国家の威信」だの「愛国心」だのと、自分にとっては新しすぎて、意味も理解しきれない状態でいろんなものを眺めたものだった。

ただ、今でも変わらず思うのは、いちばん可哀相なのは、本土に親兄弟や妻子を残し、「御国のため、家族のため」と思って一生懸命死んで行った最下層の兵士たちだったと思う。

明治維新以来の戦争に関わって死んだ人たちの神社だから、東條が一緒に祭られているのも仕方ないとは思うが、東條の生き方と兵士たちの生き方とは、立場上全く異なる生き方である。

なくなった兵士たちが、人類の歴史の「要点」を熟知していたとしたら、自分の墓の隣に東條の墓があることに違和感を覚えるかもしれない。

だが、月臣の視点から見て、東條もまた、「帝国主義時代の世界中の罪」を一身に背負わされて死んで行った、というイメージもある。

東條の悔しさと日本人の悔しさにはかなり重なる部分があるのではないか??

靖国問題は過去の戦争責任や、現在の国内政治の策動や、未来の国際関係などが複雑に絡み合ってメンドウだ。
『昭和』という時代について不勉強な月臣にとって靖国は、未だ遠いところにある。